こたつの中にいたい。
「あなたにとってふるさとは?」
これ結構いろんなところで聞かれるたびに私答えてるけれど、
「こたつ」って私は毎回答えてる。
こたつって、1回入ったらあったかくて、
ぽかぽかして居心地がいいよね。
だけど、そのうちあっつくなってしまって出る。
でも、あのぽかぽかとぬくぬくがまた欲しくなってまた入る。
東京とか、仙台とか、大都市に旅行とかちょっと出かけると、
キラキラしててうらやましいって思う。田舎とは全く違うって。
でも、人が時間に追われていてせかせかしてて、
情報が沢山飛び交ってて。
なんだか落ち着かなくってもざもざして、
山形に早く帰りたいって思う。
あのあたたかい場所に戻りたいって思う。
なんだかこたつに似てる気がして、
だから私「こたつ」って答えてるんです。
要するに何が言いたいかっていうと、
私は山形が好き。ほんとに。
山形の四季も食べ物も好き。
変だなって思うけど、
可愛くないけど実は方言もほんとは好き。
なにより山形の人のあたたかさが好き。
天災、災害、犯罪だって少ない。
「ない」ものもあるけれど、不便なところもあるけれど、
山形にしかない「ある」ものだってたくさんある。
もっともっと私も、山形の人も、
地元を愛せるようになったら素敵だと思う。
山形は今すごい頑張ってて、
山形を魅力的なまちにしようと大人と学生が、
全市町村でそれぞれ一生懸命取り組んでて。
ゆっくりゆっくり一歩一歩進んでいるのだけれど、
減っていくものと消えていくものが多すぎる。早すぎる。
なんとかしたい。
でも私にはまだ知識もない。弱い。
だから、ちゃんと学んで、吸収して、掘り下げて、
パワーアップして、
自信をもって山形のこれからをつくっていきたい。
そう思えたきっかけをくれたのがコミュデだし、
コミュデで学びたいって思う理由。
だって、大好きな山形で学べるなんて、
何とかしたいって思ってる現場で学べるってすごくない?
高校1年生の時からずっとコミュデに進学することが夢。
夏のO.Cで、お二人の学生さんから、お話を聞いたあの日からずっと。
昨年度の卒展でお二人にお会いできてお礼することができたけれど、
ほんとにほんとに感謝している。
お二人に合わなかったら、ささのすけは存在していない。
この大学で学びたいと思ったあの日から、
高校生活3年間コツコツ準備をしてきた。
O.Cは計4回行った。
芸工大に行った回数は1桁じゃない。
イベントにもなるべく参加するようにして、
もちろん全部楽しいにあふれていたけれど、
その中でも沢山学ばせてもらって。
素敵な出会いにも恵まれた。
昨年は(今も更新中)ほぼ毎月のように行く機会があったから、
友達にはとうとうお前行き過ぎだと苦笑された。
沢山の人に今日、「頑張って」と言ってもらった。
今も不安で泣きそう。
だけど、来年6期生としてあの場所にいたい。
いよいよ明日。
頑張ってきます。