たぶん日記。

へたくそなりにがんばって書いてます。

歌を歌うこと。

一昨日と昨日、高校最後の文化祭が終わった。

ほんとは6月に引退してるんだけど、

一昨日、最後の最後に、 また声楽班として歌ってきた。

そして昨日は個人発表で、 生まれて初めて沢山の人の前で一人で歌ってきた。

 

声班の発表は、引退した地区合唱祭の時より落ち着いて歌えた。

2人で歌ったときは緊張したし、

マイクが途中ハウったけど、 冷静に対処できたし、

最後の「今、咲き誇る花たちよ」は

今まで3年間のことを思い出しながら歌ってた。

走馬灯みたいにゆっくり思い出してた。

 

個人発表は2回歌って、 2回目はまさかのトリ。

緊張してたから、 歌ってる時の記憶はほぼ覚えてないんだけれど、

でも、歌ってて楽しかった。

 

発表を終えて思うのは、

声楽班としてもっとみんなと一緒に歌いたかった。

先輩とも、後輩とも。

 

先輩とはもっと仲良くなりたかった。

喋りたかった。 積極的にいけばよかったなぁって思う。

今さら後悔したって無理だけど。

なかなか話しかけれなくて、 話しかけてくれるのを待ってた。

アホだなって本当に思う。

今はなんとかこうゆるくいけるけれども。

本当にあこがれてて、尊敬してて、近づきたくて。

凄い人たちなんだよ。私の誇りなんだ。

今でも緊張して変な敬悟を使っちゃうんだけど、

大好きな人達。

 

後輩とはもっと仲良くなりたかった。

1こ年が違うってだけで最初は気まずかったし、

何考えてるのかがさっぱりわからなくて悩んだ。

どう話しかけたら、とか、

何の話題だと笑ってくれるのかなとか常に考えてた。

笑ってもらいたくて、支離滅裂な事も喋ったし、

泣かせたことも何回もある。

私はかなり厳しかったから、

嫌われてるかもしれないけれど (その可能性高いんだけど)

実際やっててつらいことのほうが 印象に残ってるんだけど、

それでもなんだかんだ言って楽しかった。

 

一個上の人たちが本当に凄い人たちだったから、

なんとかしなきゃって思って頑張ったけど、 空回りしっぱなしだったし、

先輩達と比べられてたのも知ってるし、

先輩達よりは私達3年は好かれてないことも知ってる。

彼らを嫌いだなんて思ってしまった時もあったけど、

信じられなくなってしまった時もあったけど、

喧嘩して目の前で大泣きとかしたけど、 今は可愛くて大好きで大切な存在。

直接なんて言えないけど。

 

彼らが笑って、楽しく歌えたら、

そのお手伝いが私にできていたらそれでいいと、 3年になってから思ってる。

多分うまく伝わってないけどね。笑

 

もう一緒になんてない。 って言い聞かせてるんだけど、

それでも悲しい。さみしい。

 

私にとって歌を歌うことは、 自分を表現することの唯一の方法。

そして、自分を好きになれる瞬間。

 

最近指摘されて気づいたんだけど、 私は自己肯定感が低い。らしい。

先輩にも、友達にも、 みんなに言われる。

いや少しは自覚あったけど そんなに言われるくらいだとは思ってなかった。

 

今からすんごいめんどくさいこと言うけれど。

私はブスだし、性格きついし、 頭は悪いし、私は私が嫌い。

要するに自分に自信がない。 自分を肯定できない。

否定することが得意って言ったらあれだけど、 否定することの方がずっと楽。

 

先輩が卒業するとき、

先輩からもらった手紙には、

やんわりと自分をもっと認めなさい、 受け入れなさいと書かれてた。

「自分のPRポイントは?」 

って言われたときに 正直とても考えてしまうし、

中学の時の高校受験の時の志願書にあった、

自己PRを書く欄は 1週間くらい悩んで書けなかった。

(結局いろんな人に聞いて回ってやっと書いた)

 

でも、歌を歌ってる時だけ自分を認めることができる。

歌ってるときは、 自分の存在を受け入れられる。

あとは素直に、自分の気持ちとかを 歌に乗せて伝えられる気がする。

 

だから私は歌を歌うことが好き。

それを今回個人発表で歌ってて改めて気づいた。

 

これからあと1回、 団体が行う小さいお祭りというか、

フェスで先輩と友達と歌う機会が あるはあるけれど、

やっぱりもうちゃんと歌うことはないんだろう

と思うとさみしいな。